正心館館長 蓑輪勝のご挨拶

 ここ南アルプス甲斐駒ケ岳の麓に、剣道場付き合宿所を立てて27年を迎えることができましたのも、 剣友の皆さんを始め、多くの人に支えられてきた御蔭と感謝申し上げる次第です。

 これからも日本の武道文化としての剣道発展のため寄与する考えです。

 今後とも従来に増してのご指導お引き立ての程、お願い申し上げます。

正心館館長 蓑輪勝

野間道場と蓑輪勝

野間道場は、蓑輪勝の剣道人生の全てだった。

野間道場の解体が決まり、正心館の面々、野間道場での最後の稽古に参加しました。

写真は、野間道場にて最後の稽古をする蓑輪勝館長。


蓑輪館長の恩師、望月正房先生は、平成四年六月二十二日、享年七十九歳で他界されました。

望月範士が「正心館は野間道場の分家だよ」と、
正心館落成式でおっしゃられたお言葉を、昨日のことのように思い出します。


京都大会と蓑輪勝

京都・武徳殿で開催されます全日本剣道演武大会、通称京都大会に1993年、2000年、東京都代表として出場。

写真上は、一番太鼓での試合で面を繰り出す蓑輪勝館長。

写真下は、武徳殿前で柳家小団治師匠と。


蓑輪勝 略歴

昭和16年東京都生まれ。
昭和29年中学1年の時、中体連発足と同時に剣道を始める。
昭和42年に講談社野間道場に入門。望月正房範士を師に佐藤卯吉(九段)、小川忠太郎(九段)、森島健男各範士らに指導を受ける。
昭和55年、文部省(現文部科学省)高等学校武道(剣道)教員免許取得、都立高島高校で剣道教員となる。
平成元年、南アルプスの麓、山梨県白州町に宿泊所付き剣道場「正心館」を建て移住

『たそがれ清兵衛』『隠し剣鬼の爪』『武士の一分』の山田洋次監督の作品の剣術指導に携わる。
「剣道日本」連載、「行者の記録(旧野間道場)」を2年間執筆。

平成27年、モスクワキメラ道場館主カブリロフ・ドミトリ氏の依頼を受け、「かたのこころ 太刀筋一円の型」蓑輪勝著を出版。 ブシマキン・ハジム氏によってロシア語・英語に翻訳されました。
旧野間道場の精神を受け継ぎ、正心館独自の剣道を発信。